21世紀生まれ、現役の慶應生の久保田さん。
久保田さんは、共通のお知り合いからのご紹介で、私共のスクールにいらっしゃいました。海外での滞在歴が長く、日本語よりも原語のほうがストレスがないという彼女には、ソムリエ協会の分厚い教本はかなりタフだったのではないでしょうか?
実際に当初は、この試験の「覚える量」の多さに戸惑っていらっしゃるようにも見えましたが、
そこは、現役の慶應生、学業との両立が大変な中、しっかりとポイントを押さえる力をお持ちでした。
2次試験のテイスティングでは、お若いながらも数多くのファインワインに触れていた感覚をより試験的に寄せていく必要がありましたが、リキュール&スピリッツを含めて絶対音感ならぬ「絶対味覚」が備わっているように思われました。
私たちのスクールから巣立った、最年少合格者のエピソード、ぜひご一読ください。

【動機】
ソムリエの資格や試験の内容については何も知らず、
友人が受験するという機会と小さい頃の憧れだけで受験することをきめました。
試験の難易度などを聞いたり調べてから決断するべきであったと今では少し思いますが、
実際には恐れることなく知らずがままに勢いで試してみて良かったと感じています。

【授業について】
シンプルに、講義を受けていなければ合格することはなかったと思います。
手厚いサポートのおかげで、特に二次試験は自分なりの勉強の仕方ができました。
また、授業内での先生の余談が意外と頭の中に残り、毎回の内容の理解が助けられました。

【試験対策について】
最初に見たときには分厚さに圧倒された教本ですが、先生が要約してくださったテキストと問題集のおかけで、
なんとか勉強することができました。特に問題集は、問題の順番を覚えてしまう程使いました。
個人的に一番効果的だったと感じる部分は中間・期末試験です。
まさに大学の授業かと思いましたが、おかげで危機感をもらい、勉強が100倍捗りました。