日本を代表する大手ワインメーカー勤務の大西さん、実はご本人にとってはかなり勇気の要る、「資格取得」への挑戦でした。あまり、アルコールが得意ではないということで、最初はかなりご不安だったようです。しかし、「まずは1次試験を突破しなければ始まらない」ということをよくご理解され、コロナ禍の影響による動画講義・オンラインテストを上手に利用され、順調に2次試験へと進まれました。また、2次試験においても「吐器」の使用ができなくなるなどの影響もあり、テイスティングにおいては悩まれたご様子でした。しかし、体系的にしっかりと香りで分類し、特徴と結び付けてゆくという理論派のアプローチで2次試験も通過。サービス実技においても、真摯に練習を積まれた結果、素敵なソムリエールさんの誕生となりました。
大西さんの「合格者の声」は、ワインの愛飲家でなければ取得できないのではないか？と思われている方に大いに参考になると思います！

【資格取得をめざしたきっかけ】
ワインメーカーに勤めて15年になりますが、東京への転勤をきっかけに、改めて資格取得を目指そうと考えていたところ、通学に便利で、少人数制のこのスクールのことを知り、お世話になることを決めました。

【学習方法】
一次の学科は、3月から週1回の講義がスタートしましたが、その後まもなく緊急事態宣言が発出され、通学から動画配信に切り替わりました。通学がなくなったことで気が緩んでしまい、テキストを読み、週1回の動画配信を見て小テストを提出することがなんとか、という状態でした。学習が追いついていない状態で7月を迎えてしまいましたが、補講や励まし続けていただいたことで、出来るところまでやりきろうという意識を持ちなおし、試験日まで取り組むことができました。

二次のテイスティングは、お酒が飲めない私には難しい課題でしたが、飲めなくても出来る事について、常にアドバイスいただけたので、不安を取り除きながらすすめられました。
毎回、自分が解答したテイスティングシートを元に個別に説明があるので、少しずつ自分の感覚のずれを修正していくことができました。

【スクールについて】
講義内容がわかりやすいことはもちろんですが、私の状況に添って指導をいただけたことが、とても有り難かったです。
ひとりでは諦めていたかもしれませんが、先生方のサポートのおかげで合格することができました。
有難うございました。