弁護士として多忙な毎日を送られている、安藤さん。スクールに来られたきっかけは、我がスクールの卒業生のご紹介でした。もともとワインがお好きで、ご自身のワインヒストリーを積み重ねていらっしゃいました。
ご職業柄、物事をロジカルに捉えることはお得意ですが、2020年のコロナ禍の状況・お仕事を調整しながらの学習の継続は大変だったかと思いますが、お忙しい中でもしっかりと予習され、鋭いご質問をお受けすることもありました。コロナの影響によるスクールの休講期間の動画講義を、ランニングの時にも繰り返し聞いていただいた、という地道な努力には、頭が下がる思いでした。2次試験対策の折も、ご自身の現状を率直にお知らせいただいたことで、お教えする方向性を講師としても的確に捉えることが出来ました。戦略的にアプローチされる姿勢は、ぜひこれから挑戦される皆さんにも大いにご参考になるかと思います!
【受講のきっかけ】
元々ワインが好きでいつかワインエキスパートを取得したいと思っていたところ、吉祥寺でイタリア料理店を経営している友人からの推薦で藤代先生をご紹介いただき、対策講座を受講させていただくことになりました。
【授業について】
先生の授業を毎週受講することを楽しみにしていたところ、コロナウィルスの影響で第3回からオンライン授業になってしまいました。しかし、先生の授業はオンラインでも非常に分かりやすく、ご自身の経験等を織り交ぜながらお話しされたり、思わず笑ってしまう語呂合わせを多数教えていただいたり、時には歌を歌っていただいたりして印象に残りやすかったので、最後まで勉強をやり抜くことができたと思います。また、授業に合わせて1200問の問題集を解き続けたことも大変有効でした。最初は英語以外の言語圏の地域名やブドウ品種等が全然頭に入らず途方にくれましたが、問題集を10回、20回と繰り返し解き直すことにより、記憶を定着させることができたと思います。
【2次試験対策について】
テイスティング対策も、基本品種を識別できるようにすることや、品種を迷ったときのコメントの選び方等を教えていただき、大変勉強になりました。また、仮に品種を誤っても他のコメントの方向性が合っていれば点数が取れるということを実践的に教えていただいたことも、2次試験合格の大きな要因であったと思います。
【試験対策を振り返って】
勉強を始めた当初はあまりに覚えることが多く、「仕事に関係があるわけでもないのに、なぜ敢えて苦しい試験勉強をしているのか?」と思うこともありましたが、先生の面白い授業と、都度いただいた先生からの励ましのメールのお蔭で合格することができたと思っています。本当にありがとうございました!
エキスパートの勉強を通じて、自分が好きなワインだけではなく、他にも本当に色々な種類の美味しいワインがあることを知ることができ、世界が広がったように思います。この経験を生かして、今後はワインを通じて様々な人と繋がることができればいいなと思っています。